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Cover Project Vol.11『愛の花』


カバー企画第11弾!
『愛の花』- あいみょん

カバー企画第11弾は私ベーシスト三吉の選曲で、あいみょんの『愛の花』。NHKの連続テレビ小説『らんまん』で主題歌として流れていたのを聞き、いい曲だなあと思って推しました。

しかぁし!聞いて「いいなあ」と思える曲は、必ずしも弾いて「いいなあ」と思える曲ではないのです。

「鬼門」再び

今回の曲はまたもや「みんな大好き(※嘘)8分の6拍子」。以前、山崎ハコさんの『ヘルプミー』でもやったのですが、あの時はどちらかと言えば跳ねる感じの3拍子という趣でした。
それに対し、今回の曲は16分音符を「3・3」と「2・2・2」のまとまりで刻むノリが混在する複合拍子的なリズムで、だいぶ毛色が違います。
(ちなみに原曲のアコギのストロークは「3・3」のノリがきちんと強調されていて、「きれいに弾くなあ」と)

で、普段扱い慣れない拍子、リズムのため、今回もまたてんやわんやだったわけです。
そう、『ヘルプミー』のとき以上に。

▼ 『愛の花』カバー ダイジェスト版

いつもは撮り終えた後、「もう1回やったらもっといいのが撮れるんだろうけど、まあこれにしとくか」という感じでちょっと後ろ髪を引かれる感があるのですが、今回は・・・

「はい、もう終わり!」

てな感じでした。

やっぱり、バンドとして普段合わせ慣れていないような曲だと、個人練習のときには音源をバックにしたりイメージしたりで何となく弾けているような気になるものの、いざ合わせてみた際に「要領が違う!」となるわけです。
おまけに、「J-POPあるある」のブレイク地帯多発、似ているようで微妙に異なるコード進行など、一発撮り泣かせの曲構成。
自信を持って入れてなかったり、ノリが微妙に合わなかったりで、演奏を見返してみてもやっぱりバタつき感が凄いなあという印象です。

まあ、逆に言えばこの「うまく行かない感じ」こそが、ある意味一発撮り企画の味わいでもあります・・・・・・な〜んて居直ってみたりもするのですが、演奏する側としてもオリジナル楽曲ではなかなか経験しないような曲に挑戦できるのがこの企画の良いところ。
これに懲りずに、また機会があれば8分の6拍子だけじゃなく、5拍子とか7拍子とかにも挑んでいきたいものです。
(どこかから悲鳴が聞こえてきそうではありますが)

なお、動画のフルバージョンはYouTubeのmanul公式チャンネルでご視聴いただけます。
各メンバーの苦闘の果てをご覧いただければ幸いです。

今回の企画に加え、気が向いたらライブ映像なども随時アップしていきますので、面白いと思ったらぜひチャンネル登録お願いします!

▼ manulチャンネル


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