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Cover Project Vol.9『ドッキドキ!LOVEメール』


カバー企画第9弾!
『ドッキドキ!LOVEメール』- 松浦亜弥

カバー企画第9弾は何と、アイドル路線!ボーカル川畑の選曲による、松浦亜弥さんのデビューシングル『ドッキドキ!LOVEメール』に挑戦しました。

2000年代に「あやや」と呼ばれ絶大な人気を博した松浦亜弥さんですが、デビュー当時はまだ14歳。思えば、モーニング娘。とかSPEEDとか、10代前半の若さでデビューしたユニットが世を席巻していたのが2000年前後でした。日本が「失われた30年」を迎えることになるなど多くの人には思いもよらなかった当時、バブル崩壊や就職氷河期といった暗い出来事も明るく乗り越えて行こうぜ!といった前向きな空気がまだ漂っていた時代と言えるかもしれません。

そんな無邪気な明るさを感じさせる曲に、酸いも甘いも噛み分けてきた(たぶんね)manulのメンバーはどう挑んだのか!?

一周回って意外と・・・

別にアイドル曲なんて好きでもなければ、そんなに聴き込んでも来なかった面々。いや、むしろバンドマンというのは「けっ、アイドル曲なんて」と敬遠もとい拒否反応をさえ示しがちだったりするのですが、感想をひと言で述べるなら・・・

「意外と楽しい」

ここまで来ると、逆に楽曲の持つ良さや工夫が客観的に分かるというか、「あやや」が持つ14歳とは思われぬ歌唱力やら、複雑なコード変化の工夫やら、アイドルポップスにお馴染みの面倒くさいブレイクの存在やらに気付かされたりするわけです。
ただ聴いているだけだと単純で耳馴染みの良い歌なのに、実演しようとすると難しい。そんな深遠さを感じつつ合わせてみました。ボーカル川畑の渾身の振り付けにもぜひ、ご注目ください。

▼ 『ドッキドキ!LOVEメール』カバー ダイジェスト版

どうでしょうか?
実のところ、これまで取り組んだ中で一番苦労した曲のひとつと言っても良いでしょう。クオリティはともかく、この曲をmanulの面々がご機嫌で(必死に?)演奏している絵面をまずはお楽しみいただければと思います。

ともあれ、やってみて思うのが「食わず嫌いは損」ということでしょうか。偉大なる時代小説作家の吉川英治氏は作中で宮本武蔵に「我以外皆我師也」と語らせたのですが、まさに疎遠である人、馴染みのないものにこそ新たに学ぶべきことは多いのかなと感じました。

でも、アイドル曲は暫くいいかな〜
(身も蓋もない感想)

なお、動画のフルバージョンはYouTubeのmanul公式チャンネルでご視聴いただけます。
各メンバーの苦闘の果てをご覧いただければ幸いです。

今回の企画に加え、気が向いたらライブ映像なども随時アップしていきますので、面白いと思ったらぜひチャンネル登録お願いします!

▼ manulチャンネル


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