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Cover Project Vol.8『THE REAL FOLK BLUES』


カバー企画第8弾!
『THE REAL FOLK BLUES』- 山根麻衣

カバー企画第8弾はドラマー中村の選曲で『THE REAL FOLK BLUES』。
1998年に放送が開始されたアニメ作品『カウボーイビバップ』のエンディング曲。
内容自体はSFアニメといった趣きなのですが、タイトルに「ビバップ」という言葉が使われていることからわかるように、音楽へのこだわりみたいなものも強い作品という評価です。
実際、この『THE REAL FOLK BLUES』という歌、かなり格好いい!

ただ、今回は諸事情により一週間でのチャレンジとなってしまったことから、「さてはて、どうなることやら」と気を揉みながら取り組んだわけですが・・・

「結構いい感じ」じゃない?

この曲、きちんとコピーしようとするとかなり難しいです。
何せ、演奏しているのは手練れのジャズ/ブルースバンド。
シンプルなロックには見られないコード進行やスケール上に成り立つ自在な演奏。
ちなみに、ベースは譜面起こしてはみたものの、ほぼ全小節で違うフレーズを弾いているという自由さの前にコピーを諦めた次第。
まあ、「コピー」じゃなくて「カバー」なのだという開き直りのもと、いつも通り各々が独自の解釈を持ち寄ってせーので合わせる形になりました。

その結果がこんな感じ。

▼ 『THE REAL FOLK BLUES』カバー ダイジェスト版

セッションが終わったときの第一声。

「いい感じじゃない?」

まあ、本当にそんな印象。
一週間しかなかったのに、意外にも。

実は、いつもだと撮影が終わった後で「う〜ん、まあいいか」といった苦笑いやしかめっ面が見られたりするのですが、今回はまずまず皆さん満足いった様子。
もちろんミスや粗が無いというわけではないのですが、何でしょう、「それにもかかわらず」いい感じに仕上がったなあというイメージを共有できた点が今までとは少し違うところだったかもしれません。

これは原曲の力も大きいのかなと思います。
ジャズのような音楽はコード進行や構成など大枠だけを構えておいて、あとは各人がその場のフィーリングで味付けしていく演奏になるので、ほぼぶっつけでセッションするような本企画とは相性が良いのでしょう。
原曲の持つグルーブ感を基軸に据えて取り組んだ結果、細かい技術や決めフレーズ云々じゃなく、一体感のある出来に仕上がったのかも。
その意味で、とても意義のある企画になったのではないかと思います。

ちなみにこの曲、歌詞も深みがあって素晴らしい。
ぜひ、一度聞いてみてください!

なお、動画のフルバージョンはYouTubeのmanul公式チャンネルでご視聴いただけます。
各メンバーの苦闘の果てをご覧いただければ幸いです。

今回の企画に加え、気が向いたらライブ映像なども随時アップしていきますので、面白いと思ったらぜひチャンネル登録お願いします!

▼ manulチャンネル


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